加賀の伝統食品「吸坂飴」の事業承継

2026年4月より吸坂飴を事業承継いたします。

加賀で390年続く米と麦芽のみで作った昔ながらの飴で自然な甘みを味わえます。
今までの職人が受け継いだ技術を絶えず進化させたことで、体に優しくも強い甘味を引き出します。
当ページに吸坂飴の歴史と製造方法、そしてこちらの 吸坂飴クイズ(←文字をクリックすると遊べます) を是非お楽しみください。

History

歴史年表

 

 

江戸時代初期(寛永年間頃)
約1630年代〜

吸坂町での飴づくりが始まったとされる時期。吸坂焼の窯火で炊いた飴が起源という説も有力。城下町・大聖寺と加賀温泉郷をつなぐ街道沿いの茶店で旅人に振る舞われる。

 

江戸時代・藩政期
1700年代〜

大聖寺藩10万石の城下町として繁栄。吸坂飴は藩内で行商の特権を与えられるほど認められた特産品に。一村で20軒余りの家が製造に携わり、旅人の栄養食・滋養食として広く親しまれる。

 

昭和初期
1920年代〜

全盛期。吸坂町のメインストリートに27〜30軒もの飴屋が軒を連ねる。地元の日常菓子として、また産後・育児の滋養食として広く愛用される。

 

戦後〜昭和後期
1945年代〜

洋菓子・砂糖菓子の普及とともに飴屋が急減。手間のかかる伝統的な米麦芽飴は採算が厳しくなり、廃業が相次ぐ。

 

2010年代前半
製造者が1軒のみに

ついに残る製造元が谷口製飴所1軒のみとなる。約380年続いた吸坂飴の文化が消えるかもしれないという危機感が高まる。

 

現在・そして未来へ
株式会社辻酒販による事業承継

加賀市山中温泉を拠点とする株式会社辻酒販が事業を承継。長谷部神社近くに製造体験も楽しめる新工場を2026年度中に建設予定。次の380年へつなぐ。

How It’s Made

製法紹介

 

仕込みに1日、加工に1日。丸2日かけて、吸坂飴は完成します。

 

01 Day 1

1日目・仕込み

発酵・糖化

加賀産コシヒカリと国産麦芽、お湯を合わせ、約4時間かけてゆっくりと発酵させます。麦芽の酵素が米のでんぷんを麦芽糖へと変える、自然の糖化プロセスです。砂糖は一切使いません。

 

02 Day 1

1日目・仕込み

搾り・煮詰め(赤飴)

発酵した糖液を丁寧に搾り、釜でゆっくり煮詰めます。琥珀色の飴「赤飴」が完成。釜から引き上げるタイミングはその日の気温・湿度によって微妙に変わり、職人の勘が頼りです。

 

03 Day 2

2日目・加工

引き伸ばし・白飴へ

翌日、赤飴を引き伸ばしていくと、空気が入り込んで徐々に白くなります(白飴)。これが吸坂飴のほっくりとした柔らかい食感の秘密です。

 

04 Day 2

2日目・加工

成形・カット・包装

白飴を棒状に整え、一口大にカット。包装フィルムにくっつかないよう、昔ながらのオブラートで一粒ずつ包んで完成です。

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